アイドルの欲求について

 

アイドリッシュセブンというゲームは

実に実に実にリアルだ。

 

何がリアルかというと

心理的描写がリアルなのだ。

 

こう育ったから、ああいう思考に陥る。

これを経験したことがないから、こういう行動をしてしまう。

 

もちろんゲームなため、こんなにスルリと事が運ぶわけがないだろう思うこともあるが

上記のような表現がうまいと個人的には思っている。

 

 

 

13〜14章の感想を先に書こうとも思ったんだが、13〜14章に至っては欲求について考えておいた方が 明らかに 考察も広げやすく、理解もしやすい。

 

そのため、今回は 更新分の感想より先に 彼らの欲求について よりリアル感を味わえるよう

勝手に 自分目線で分析させていただく。

 

 (バグが起きており 文字の大きさが急に変わってるところあり)

 

まず、「欲求」について簡単に説明する。

 

説明となると 書く側(私)と読む側とで 上下関係になっているようで 気分が悪いが、少し目を通してくれると 後々の考察が読みやすくなると思う。

欲求に関して 既に知ってる人も多いだろうが、そういう人は どんどん飛ばして先へ進んで欲しい。

 

 

 

まず「欲求」については

医学や福祉など 人と直接関わる仕事をする人たちにとっては、利用者の気持ちを読み取るという点で1番初めに学ぶであろう分野であり、人間の心理を探る基礎である。

他者や自分の価値観を理解するという点では本当に土台になる部分だから、一度は誰しもが聞いたことあるんじゃないかな。

 

 

 

取り敢えず 言葉だけだと ぐちゃぐちゃになりかねないので ど簡単に画像を作ってみました。(下手くそ、雑、というのは 大目に見て下さい)

 

 

 f:id:haruchi1130:20170917193322p:image

 

 

画像は「人が持つ欲求」だ。

(詳しくはマズロー欲求階層説で検索)

 本当は図の左右にも社会的欲求や欠乏欲求などの言葉が捕捉されてる場合が多いのだが、今回は画像の言葉だけを簡単に説明する。

 

 

見方について。

生理的欲求が1番下にあり

その上に安全欲求その上にも3つ欲求の種類が書かれている。

そして、画像が「三角形」の図になっているのも注目してほしい。

 

三角形の土台となる部分に生理的欲求があるのだ。

基本的に【欲求】というものは

三角形の図の 下から順番に満たしていくことで新たな欲求が出て来る。

 

 

 

生理的欲求とは どどどどど簡単にいうと

無意識に自然と求めるものである。

お腹が空く=食べ物や飲み物が欲しい

眠い=睡眠したい

苦しい=空気を吸いたい

など、生理現象が起きる際に「〇〇をしたい」と思うことだ。

 

 

安全欲求  とは

こちらも ど簡単に説明すると「身を守る術」である。

 

地震が来るかもしれないから、頑丈な建物に住みたい。

人に写真を撮られて晒されるかもしれないから、セキュリティのしっかりしてる部屋に住みたい。

病気があって不安だからサポートしてくれる 機関で生活したい。

など。

現代社会では「プライバシーの保護」をすることで、  安全欲求  が満たされる場合も多い。

 

 

 

そして、もう1つ上の欲求

所属・愛情の欲求 である。

 

病気の子や虐待されている子、戸籍がない子など「学校に通えない子」障害があり「社会になかなか出られない人」など 様々な理由を持つ人が、

「学校に行きたい」

「サッカーのクラブチームに入って一緒に頑張る仲間を作りたい」

「あそこの会社で仕事をしてみたい」

そのように思うのが所属・愛情の欲求 の 「所属」を意味する。

 

そして  「愛情」 とは そのままの意味であり、

もっと自分を愛して欲しい。

愛してくれる人が欲しい。

家族の中で 妹ばっかり目を向ける、だから私にも目を向けて愛して欲しい。

そんな風な思想を描くことを意味する。

 

 

 

承認欲求 については、他のブログやtwitterでもよく私が使ってる言葉だ。

認められたい

尊敬される存在になりたい

そう考えることである。

自分の価値を周りから高く評価して欲しいという欲求だ。

 

 

五段階の1番上 自己実現欲求 については

尊敬されたいだとか 認められたいという欲求とは異なり、

「自分のできることをしたい」

「この能力を高めたい」

そのようなことを思うことである。

 

例えば「趣味」があったとする、

だが 単に楽しむだけの趣味ではモノ足りず、自分のために技術を上げ もっと上手くなりたい、そう思うことが自己実現欲求だ。

 

自分が頑張ることで自己満足を得ようとする欲求であり、周りの人が頑張っても 自分にとっては意味がない、という特徴がある。

そのため、自己実現欲求が出て来ると 自分の限界に挑もうとする人も多い。

 

 

これを踏まえ 各キャラクターの 【欲求】について考えてみようと思う。

 

 

内容に差はあるが

順番はとりあえず名前の番号順でいく。

ここからは完全に 私の描く 彼らの心理なので もし 他の考えがあれば その考えもしっかり持って、惑わされないようにしてほしい。

私の考えを「こういう考え方もあるのか」となんとなくで受け取るのはいいが、

自分の考えを否定してまで 受け取る必要はない。

あくまで、個人的見解だ。

惑わされるな…!

 

 

 

 

 

 

IDOLiSH7

 

   和泉一織 

 

一織は個性豊かなアイナナ世界では結構独自のタイプだが 現実世界では よくいるタイプ。

今の時代の若者に物凄く多い。

 

 

愛されたいけど 愛されることを諦めている。


分析力が高いがために、

クールでシャープで大人っぽいという外見に合った理想の自分であることを1番に考え、

「本来の自分」を外に出さないようにしている。

 

これについては漫画の2巻を読んで貰えばよくわかる。
「本来の自分」を愛して欲しいと思っているのにもかかわらず、周囲からの声を気にするあまり、「どうせ誰も受け入れてくれないから」と思っているのである。

 

漫画では「受け入れて貰えないことの恐怖」と語っているが、その通りだ。

否定されるのが怖いから、「どうせ」という考えが先走る。

失敗をあまりしたことのない一織だからこそ、否定され、失敗するのが怖くてたまらないのだろう。

 

客観的思考が得意な一織は思考力や分析力が高いが それゆえに 「世間的に受け入れられないかもしれない」という危機感も強い。

実際、和泉一織のような過剰な客観的思考というのは精神疾患を負う人に多い思考であるようにも感じる。全般性不安障害なんて いい例である。

 

客観的思考=良いこと、だけの意味を表すわけではないのだ。

 

客観的思考の能力が高いと

「これを言えば嫌われる」

「今これをやったら失敗するだろう」

そんな 未来を予測できてしまう。

 

その結果 確実に成功できる道だけを選び、失敗から逃れようとする結果になるため、

期待もされているし、褒められもする。

怒られる経験も少ない。

 

だからこそいざ失敗した時には

自分が初めて「認められてない」と過剰に「存在の意味がない」ことを感じてしまったり、

成功を続けてたとしても 期待が大きくなるばかりで 失敗が許されなくなり その圧に耐えられなくなる場合が多い。

 

 

そんな一織は

受け入れて貰えないであろう という恐怖心から

自らが受け入れられることをあきらめ

自分の夢を他人に重ねる」ようになった。

 

そのため、承認欲求はあるのだ。


「七瀬さんをスーパースターにする」

という目標を持ち

自分の好んだもの や 自分の認めたものを皆に認めてもらう ことで 

自分が認められた気になろうとしている。

 

彼の描きたい 未来を欲求として捉えると こうだろう。


七瀬陸をスーパースターにして「皆から認められ価値が高くなった七瀬陸が隣にいる」という事実から「 自分の価値も高い」と思えるようにする。

そうすることで、承認欲求を満たそうとしている。

 

 

 

 

  二階堂大和 

 

 三部前半までは 隠し子 という立場から

自分は生まれてきてよかったのか、という

存在の意義に疑問を持ち、否定的になり

自分の居場所を見つけられずに精神状態が悪かったと思われる。

そのため、「存在価値」や「認められること」への執着が強く 「承認欲求」が満たされてなかったのではと。

 

千が大和に愛される努力をしてない、と発言していたため、

愛情欲求も どうなのだろうと最初は思っていたのだが、千葉志津雄の行動から、

息子を大事にしていたと見受けられ、それなりに 「所属・愛情の欲求」は満たされていたのかなとは感じる。

 

ただ、「それなり」であって 「完全に満たされていた」には及ばなかったのだろう。

 

愛情を注がれているのは 知っていたが、

素直になれず、その事実と向き合おうとしていなかったように思う。

 

愛されてると分かっていても、

「あんな人から愛されてるわけがない」

「愛して欲しくなんてない」と思い込むことで

所属・愛情の欲求を「完全に満たす」ことはできてなかったんじゃないかと。

 

だからこそ、三部では 皆に自分の本当の感情を引き出してもらうことで、

「自分は愛されていて、今も愛されたいと思っている」という事実を受け止めた。

それを受け止めたことで 精神的に余裕を持つことができ、視野が広がり 性格自体が丸くなったのだと思われる。

 

そして今や今後は「承認欲求」として
自分のグループである「IDOLiSH7」の良さを皆に広げ、大切なメンバーやIDOLiSH7というグループの 価値を認めて欲しいと願っているのではないだろうか。

 

自己実現欲求については

あまり持っていないように感じる。

持つとすればきっと「俳優」についてだろう。

俳優としての技術や知識を積み重ね 「もっと広範囲で活躍できる俳優になる」というような 大和特有の意識を持てるようになれば

自己実現欲求も芽生え始めるのではと思われる。

 

が、基本的に 欲求をあまり表に出すタイプではないため、自己実現欲求が芽生えるかは謎である。

 

 

 

 

   和泉三月 


コンプレックスが多く「承認欲求が満たされてないばかりに、自分の価値は低いものだと思っていたのだろう。

 

ただ、今も完全には満たされてはいないが 「認めてくれる存在」がいることに気づいたため 承認欲求は満たされつつあると思われる。


そのため、自己実現欲求」 に足を踏み入れ、「個性」を生かし「自分にしかできない仕事」を極めようとしている。

 

つまり、自分が認められるかどうか、ということより MCとしてのプロ意識が強く芽生え始めているのだ。

これこそ自己実現欲求の特徴だ。

 

個人的には 三月が現実世界にいたとするのならば かなり立派で芯の強い人間であると思う。

 

三月は自己実現欲求が芽生えたために、

嫌われる覚悟ができているのだ。

テレビ関係者やTRIGGERから 大絶賛されてる意味がよくわかる。

 

 

 

 四葉

 

幼少期は 安全欲求 が、満たされていなかったため、当時の感覚が体に染み付いており、
一部では「怒鳴る」ことで 身を守ったり、大切なものが傷つけられないようにしていたと思われる。

 

所属・愛情の欲求 も 一部の前半までは あまり満たされてない。

 

愛されてないと感じていたり、
信頼できる人がいなかったため周りの人を信じられなかったりし、

「自分さえよければ」「目的は理を見つけるためだから」と、周りに目を向けようとしていなかったのが その証拠だ。


が、周りの人が自分を気にかけてくれるようになり少しずつ 「愛されている」ことを実感したり、「仲間」の存在について、「他人」ではなく 「仲間意識」が芽生え始めることで、少しずつ欲求が満たされていく。

 

所属・愛情の欲求が満たされつつあったため、
2部では「承認欲求」が芽生え始め、自分の存在や価値を認めてくれる人を探し始める。
「怒鳴る」ことについては 安全欲求だけではなく、おそらく承認欲求にも関わっている。
自分の価値を認めてくれる人がいないから、
自分がここに存在しているのだと 皆に知らせるために 怒鳴っていたことも見受けられる。


「すごいね」などと褒められていたことに対して 、まるで子供のように パァっと顔を明るくし喜んでいたのは承認欲求が満たされてなかった証拠だ。

褒められたことで 自分の価値が上がったり、認められたと思うことができたたのだろう。

 

今まで自分の存在を認めてくれる人がなかなかいないと感じていた環だが、

2部の中で逢坂壮五がその欲求に気づき、
「自分のことを見ている」ということを実感する。
それにより、承認欲求少しずつ満たされ 精神状態が少しずつ安定し 周りがみれるようになったんじゃないかと思う。
自己実現欲求に至っては、まだ強い欲求は持ってないと見受けられる。

高校生だからこそ 様々なものに興味を持ち 承認欲求の幅を広げている最中だろう。

 

 

 

 


 逢坂 壮五 


幼少期から 期待ばかりされていたため 「周りからの期待」や「周囲から尊敬されていた」という事実があり、承認欲求は満たされていると思われがちだが、

そもそも、逢坂壮五は他人からの期待は求めてなかっただろう。

「自分のことを認めて欲しい」という感情を強く抱いている対象は父親

しかし父からは「こうでなければいけない」ということばかりを言いつけられ 何かを達成できても「もっともっと」と言われてしまい褒めてもらったりした経験が少ないのかな、と思われる。

 

あとは「やりたい事をさせてもらえなかった」という事実から 「自分は認められてない」「本来の自分に価値はない」と思ってしまっていたようにも見える。

 

人間とは 幼い頃から 承認欲求がある程度 得られてないと、壮五のように 自分に自信の持てない性格となっていく。

 

褒められたい、認められたい、期待に応えたい、というような気持ちを持って いくら頑張っても、実際 褒められることは少ない。

高みばかりを目指せと言われるがために、「今の自分はまだまだ劣っている」と洗脳されたように思ってしまうのだ。

 

それと同時に 「叔父を認めてもらえなかった」という「大事な人が認めてもらえない」ということに対しても深く悩んでいた。


これは、和泉一織と同じく 自分の大切なものを認めてもらうことで、自分の価値を上げようとする「承認欲求」だと思われる。


そのため、今現在は「音楽が好きな 偽りのない自分」の価値と「大好きな叔父」の価値を上げたいという「承認欲求」があることがわかる。


しかし、3部で環が壮五の承認欲求の原理に気づき、壮五と壮五の叔父の価値を一気に持ち上げてくれた。


そのため、「承認欲求」が満たされつつあり
自分に少し自信がついたため「作曲」という分野に手を伸ばそうとしている。


作曲をし、上手く行き それで誰かが喜んだりすれば「自分の感情を歌にのせる」だとか「誰かの笑顔を見るために作曲をする」というような 壮五にしか出来ない新たな目標が生まれ
自己実現欲求に確実に足を踏み込むこととなるだろう。

 

 

 


 六弥 ナギ 


ナギは春樹との出会いで 「所属・愛情欲求」と「承認欲求」をある程度満たしたと思われる。

 


そのため、今は自分ではなく「IDOLiSH7」を認めて欲しいという 承認欲求が芽生えているんじゃないかな。

 

また、アニメについても同じだ。


自分の好きなアニメに対して「素敵なアニメ」という価値をつけて欲しいがために 承認欲求を得ようとしている。


ナギに至っては自己実現まで進んでいない気がするが、
あくまでサポート側に回ることが多いため、「自分を極める」というより「他人を愛する」ことで 好きなものを増やし 様々なモノで承認欲求を得ようとしている気がする。

 

 

 

 

  七瀬 陸  

 

正直、この子の欲求は 言葉で説明できるものではない。

想像で自分で考えた方が 理解できる気がする。

 

幼い頃は 安全欲求 が不安定だったと見受けられ、愛されたいというより 死ぬ恐怖や 発作が出る苦しさという恐怖に怯えていたように感じる。

これは病を持つ人ならば 高い確率で持っている欲求だ。

 


両親、天、医師の存在から 愛されていたのは確実であり、学校に通えるようになってからは 友達と放課後遊んだり 修学旅行にお土産を買ってきてもらった、というような話も出ているため、「所属・愛情の欲求」は ある程度満たされているはずだ。

 

しかし、論外として 2部で体調が思わしくなくなった際を思い出して欲しい。

 

IDOLiSH7」でいられなくなる恐怖発作が出る恐怖から、「安全欲求」も「所属・愛情の欲求」も一気にガタ落ちする結果となり精神状態も悪くなっていた。

欲求は 一度満たされても 退行することはもちろんある。

 


元気のいい時は 安全欲求所属・愛情の欲求も満たされてるため、基本的には承認欲求を求め続けている。


彼は幼い頃から、「生きていればそれでいい」というような教育を受けてきたため、
期待されることもなかった。
そのため、IDOLiSH7になり、「期待される快感」を知ってしまい、今はその「快感」に異様に取り憑かれているようにも感じる。
きっと、 今のままでは自己実現欲求には発展しない。


彼はずっと「存在価値」や「認められること」「尊敬されること」に囚われ、
欲求が満たされた時の感情に安心感を抱き、完全に執着している。

 

ファンが笑顔になるとかそういう感情がないとは言わないが、今現在の時点では とにかく認めてもらいたくて仕方がないのだ。

 

 

 

〜TRIGGER〜

 

 

八乙女 楽 


頑固オヤジとも思われる 素直でない性格の八乙女宗助が親である。


それゆえ、2部あたりまでは、父に認められたい、ギャフンと言わせてやりたいというような承認欲求が強い。


所属・愛情の欲求に至っては 母や祖父母の存在もあり 幼児期から自分が愛されていることは知っているように思う。
それに、きっと楽の性格からすると、父からも愛されているであろうことは なんとなく分かっていると見受けられる。

壮五と違うのはここかな、と。

楽も壮五と同じく 「認められたい」という気持ちが強くあったが、楽は比較的環境に恵まれている。

期待ばかりする父がいる反面、

認めてくれる周囲の視線にも気づいていたのだろう。

それに 宗助は 楽に対して素直じゃないからこそ 天邪鬼のことを言ってしまったり、「まだまだ努力が足りん!」と楽に言いつけていたようだが、上記にも書いたように楽は そんな父の性格も理解して、愛情を注がれてるであろうことも 気付いている。

だからこそ、認められたい、とはいえ 壮五のようなマイナス思考ばかりではなく、

「この素直じゃない親父にギャフンと言わせてやるぜ!」というような 闘争心的な思考が強かったんじゃないかな。

負けず嫌いなのも完全に父親の影響だ。

楽と宗助は よく似てる。


自己実現欲求については、アイドルになってから、アイドルの魅力を知ることで、
「プロとして」の理想の自分を描き 自己実現欲求を常に塗り替えている印象がある

 

 

 

   

九条天


陸と同じように彼も適応能力が高く愛されやすい人間であるため、所属・愛情の欲求は 満たすも何も、自然と満たされ 「欲求」と言われるほどの欲求はなかったと思われる。

 

そのため、「愛されたい」という欲求が欠乏しすぎており、最近まで 自分に「愛されたい」気持ちがあるのに気付いていなかった。


また、承認欲求についても、
「みんなで陸を守っていた」と自分で言うほど、幼い頃から、自分の欲求より自分以外の誰かに目を向けていたため、「承認欲求」というものも そもそも欠乏している。


強いて言えば 「陸の前では見栄を張って尊敬されたい」という 兄としての欲求だけだろうが、
言わずと知れず 陸は天を尊敬しており、天もそのことは知ってるため、満たされてない欲求がなかったんじゃないかと思う。

 

そんな事実から、彼は所属・愛情の欲求と承認欲求をすっ飛ばして いきなり自己実現欲求に手を出している。


稀にいるのだ、

こういう異様な欲求を持つ人。

 

自己実現欲求は誰しもが持つ欲求ではなく、一生持たずして亡くなる方もいる。

逆に自己実現欲求 を持つことのできる人は少数派の人間だ。

 

私自身も こうやってブログを書いたりすること自体、「共感されて認められたい」「アイナナという自分の好きなものを 皆にもっと広め価値をあげて欲しい」というような承認欲求を得るためだろうと見当がつく。

そのため 自己実現欲求は持ったことがない。

 

そんな 「自己実現欲求を持つ」という 少数派の人材の中でも

さらに、稀に 「所属・愛情の欲求」「承認欲求」を すっ飛ばしていきなり 自己実現欲求に手を出す求道者が ごくごく稀に いるのだ。

それが九条天の正体である。

 

九条天も客観的思考がとてつもなく得意なタイプに見えるが 一織とは全く異なる。


九条天は、自らを育てるために 先読みして 失敗する事を分かっていても挑み続けるタイプだ。

その「自らを育てる」という意思自体が 直接的に自己実現欲求につながる

 

そのため、天は「人を幸せにする」という「自己実現欲求」に対して、常に自分の技術や知識を高めようとし、何をすれば皆が喜ぶかということを 瞬時に分析し知り尽くしている。


が、彼は まだまだ 自己実現欲求がもの足りてないのか 未だに上へ上へと目指している。

この「上へ上へ目指す」というのも自己実現欲求の特徴である。

 

ただ、今後についてだが
天にも承認欲求が 強く出てくるのではと、考察している。


今回の配信で彼は今までと違い、「愛されたい」欲求が自分にもあることを知った。


その上 天は「TRIGGER」に情を置き始めており、「八乙女楽」や「十龍之介」が悪く言われることを嫌っているだろう。
それは裏をかくと、八乙女楽や十龍之介を「認めてもらいたい」という承認欲求に繋がるのだ。

 

ゼロを越えるために必要なのはきっと永遠に高みを目指し続ける自己実現欲求


しかし、天は 自己実現欲求を持ちながらも、
承認欲求を持ち始めるという退行をし始めた。


もし今後 承認欲求が強くなれば 九条鷹匡からTRIGGERを批判されたり、TRIGGERを離れろと言われた際に、肯定できなくなり、ゼロを越えるという夢は難しくなるだろう。


実際今もTRIGGERを離れろという九条鷹匡に対して「TRIGGERを続けることが九条鷹匡を裏切らない証明になる」というような その場しのぎのような言い訳をしているのも事実だ。

 

@riku_ten_7さんの伏せ字ツイート | fusetter(ふせったー)

以前ふせったーで 天は天使であり、ゼロを越えられる人材だと 表記したが、

これはあくまでも

「今現在の九条鷹匡が描く彼ら」である。

 

しかし、現実的に考えると

天の欠点は あきらかに「承認欲求」だ。

今後  天の承認欲求により ゼロを超えられる「完璧な逸材」になるか、

「曲がってしまった」と九条鷹匡に責められるかは決まってくる。

 

その際に 「九条鷹匡を裏切りたくない」そんな気持ちの方が強くなり、

もしも 自分の承認欲求を自ら捨てることとなれば、自分を騙している結果となり精神的に多大な負荷となる。

自分を騙すことは、やりたくない仕事をずっと押し付けられてるのと同じだ。

毎日が窮屈で 何故これをやっているのだろうかと、生きている意味を失ってしまう。

それが続けば九条天も ステージに立てないほど精神的に追いやられるのが 想像できる。

 

個人的にはモンスターである七瀬陸や

魔王と呼ばれる和泉一織以外に

九条天も今後ストーリーをとてつもなく左右する人物として、随分と危険な位置にいることを忘れないで欲しいと思っている。

それくらい 今の彼は 最重要人物だ。

承認欲求が芽生えてきた時点で 精神的に揺らぎ始めているがゆえ  未来に対して安心できる要素がどんどん減りつつある。

 

 

 

 

 

  十龍之介 

 

このお方は 随分と性格も立派に作られているし、欲求不満も 他の人に比べ少ない。

 

家族からも愛され、兄弟からは「お兄ちゃんはすごい人!」「自慢の兄!」と尊敬されている上に、

身ぐるみを剥がされた姿でも

ファンから認めてもらっていることを わかっている。

 

少し前までは 「偽りの自分」と「本来の自分」のギャップの差に悩み、ファンの子がどう思っているのか、ということを考え

承認欲求」が満たされていなかったと感じるが、三部に入り 龍之介の素直さと誠実さがうまく実を結んだため ファンとの信頼関係が綺麗に築かれ それにより承認欲求を得たと思われる。

 

また、自慢の親友である「九条天」と「八乙女楽」が隣にいることも大きいだろう。

「自慢」できる存在が近くにいるため、

彼らが世間に認められたり 褒められたりすると 自分のが褒められたよに嬉しく感じ、その度に「自分の好きなものが認められた」という承認欲求が満たされていく。

 

プロ意識については 他の2人より低いかとも思っていたが、最近になり着々と 天と楽のプロ意識の影響を受け始め

「人を幸せにしたい」「家族を楽にしてあげたい」という自己実現欲求に足を踏み入れ始めているように感じる。

 

基本的に龍之介は 人を恨んだり貶したりもしない。

それ故に ストレッサーが極端に少ない上、自己にも素直であり 会ったばかりの人にでも情をおくような温厚な人だ。

だからこそ 承認欲求を得られる対象が幅広く、

たとえ見知らぬ人であっても、誰かが褒められたり、認められてる瞬間を見ると自分のことのように嬉しく感じ、承認欲求もすぐに満たされるタイプなのだろう。

 

そんな性格から、常に一定の 承認欲求は満たされているため、精神的に不安定になることが少なく、だからこそ TRIGGERの中で1番強い男として、「精神的柱」となっているように思う。

 

 

 

 

 

 〜 Re:vale 〜

 

   春原百瀬

 

(フルネームなのは見栄えの物足りなさを補うだけなので 特に意味はないです。気にしないで。)

 

百は姉と仲が良い点から見ても 幼き頃から愛されていたように感じるし、

サッカー少年であっため、サッカーをすることで 皆に褒められ認められ、承認欲求を得ていた部分もあるだろう。

 

サッカー少年だった頃の彼を詳しく知らないため、確定的なことは言えないが 全国クラスの才能があったのならば、「サッカーがもっとうまくなりたい」という自己実現欲求も持っていた可能性もある。

 

ただし、怪我により 1番大切な時期にサッカーができなくなった。

「サッカー少年」として生きていた彼は

「サッカーをしてないと褒められない」「認めてもらえない」というような 思考は ほぼ確実に持っていたであろうと考えられる。

そのため、そこで 一気に欲求不満となり 精神的にも落ち込んだと見受けられる。

 

しかし、それからRe:valeの「未完成な僕ら」を聞いて 「共感」をすることで 承認欲求が得られた気になり 少しずつ精神的にも落ちいてくる。

 

その後Re:valeが継続不可になった時、百も落ち込んだだろうが 自らが「万理の代役として千の相方になる」と申し出たのは 自分の大好きなものである「Re:vale」をもっと皆に認めてもらいたかったからだろう。

あの時終わってしまっていたら、

一生「自分の好きなRe:valeを認めてもらう」という夢は叶わなかったのだ。

 

今だから言えるがRe:valeは相方が誰だとか そういうんじゃなくて 「Re:valeとして終わらない」ことが大事なのである。

Re:valeというグループ名も 彼らのマークも その思考の伏線である。

 

そして、今現在に至るが

皆に頼りにされ、優しい先輩であり、

千の最高の相方としての役割も与えられ 承認欲求は満たされている。

そのため、三月と同じように 「自分の個性」を生かしたことをしようと 「MC」や「トップアイドル」としての 自己実現欲求を高め続けているように感じる。

 

が、しかし 最近配信された ストーリーで少しずつ溝が埋まりつつあるが

百は「大神万理」という旧Re:valeの存在を思い出すと 途端に自信を失う。

 

百は 万理と再会する前まで、大好きで尊敬していた人に許可なく 代役をしていたのだ、そりゃ 怖くもなる。

「代役をすること」それが よかったのかどうか、本当は恨まれているのでは、自分より 万理さんの方がやっぱり向いてるのでは、

というような  感情が湧き上がってしまい

「Re:valeの百として認められている」という満たしていたはずの欲求が ズドンと急降下するのだ。

これに関しては仕方がない。

万理が Re:valeでいることを躊躇わなくていいと言ってくれたが、それもまだ 百の不安だらけの心を 晴れやかな晴空にしたわけではない。

これから万理との仲を詰めて、徐々に信頼関係を築き上げる必要になるだろう。

 

 

 折笠千斗

  

千は万理と出会う前まで 音楽というものに引き込まれるあまり、「人に認められたい」だとか「尊敬されたい」という欲求がなかった。

九条天と同じで 承認欲求が乏しく、

「よりいい曲を作りたい」という自己実現欲求に いきなり足を踏み込んでいたのである。

 

しかし、万理に出逢い世話を焼かれることで「愛されたい」という欲求があることに少しだけ気づく。

そして、万理という 親友ができることで

「所属・愛情の欲求」が自然と満たされて、「自分の作った曲を皆に愛して欲しい」というような「認めて欲しい」という承認欲求が生まれる。

 

その後、曲を真意に受け止め 認めてくれた「春原百瀬」と出逢い 承認欲求も着々と満たされる中、万理を失い 「大切な人を失った」という悲しみから「所属・愛情の欲求」が不満になり 精神的ダメージとなったと思われる。

そんな時、自分の大好きなものを純粋に受け入れてくれた 春原百瀬が現れ、

「万理の存在」を気にしつつ すがる気持ちで百を受け入れる。

 

Re:valeとして売れてきてからは 百という存在が大切なものになり、「百を褒めて欲しい」「百を認めてやって欲しい」と思うことで承認欲求が再び現れ始め、

今現在では TRIGGERやIDOLiSH7のメンバーも自分の大切なものになったため、

彼らに対しても 百に対する承認欲求と同じような思想を描いているように思う。

 

自己実現欲求に関しては「Re:valeでいること」や「自分の作った曲を認めてもらうこと」が 直接的に 自己実現欲求に繋がっているのではないかなと。

 

万理に対しては 「自分だけ上手くいって幸せになった」ということに関して後ろめたい気持ちがあるようだが、

それ以上に「相方である百を不安にさせたくない」という気持ちが強く、

万理のことは 百と比べると随分割り切っているように感じる。

 

前回のブログ更新でも述べたが百に対しては「頼れるお兄さん」でいたい、という欲求があるのだろうということが 最近の千の行動で よくわかるため、これから先も百が隣にいることで 精神的にもブレてしまうことは 少ないのではと考えられるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

〜 ŹOOĻ 〜

 

(ŹOOĻに関しては 情報が少ないのでわかっている範囲での考察をさせていただく)

 

 

御堂 虎於 

正直、わからん。

彼がなぜ芸能界に来たのかも明らかになっておらず 欲求が「女性」以外に働いているのかもわからない。

 

が、そこに視点を当てて見ると

1人の女を愛すより、コロコロといろんな女に手を出してる事実から 承認欲求が満たされてないという 現状に繋がる可能性がある。

また、人を馬鹿にしたりする行為については、

単なる世間知らずなのか、それとも業界の闇を知ってるからなのか、この2パターンにわかれる。

 

もし世間知らずならば

「過去のナギや陸」のように 所属・愛情の欲求が満たされてない可能性もある。

実家の家系事情から

「やりたいことをやらせてもらえなかった」

「同年代の他者との関わりが少なく根っから信頼できる友は作ったことがない」

「父や母は仕事ばかりで 自分を愛してくれる人がいなかった」

などということが考えられるのである。

 

業界の闇を知ってるパターンになれば

全てのことに対して価値がないように見えているかもしれない。

「綺麗ごとには意味がない」

「信じられるのはお金だけ」

「主に立ってる時だけちゃんとしておけばいい」

そんな思考が働いている可能性がある。

 

壮五が御曹司として育て上げられた証拠に 危機にさらされると えぐい手口を使ったり

あらゆることに手を打って 最低限の戦法で戦ったり。

そんな「性格が悪い」と言われかねない性質を持っているのは事実だ。

 

その事実を御堂虎於も持っていて、

それが今 全面的に出てるとすれば 

暇つぶしとして ZOOLになり えぐい手口で皆を倒し、頂点に立つことで 権力を握りたいのかもしれない。

 

御曹司とはいえ 押さえつけられるような生活をしていた壮五と 異なり、

「何をしても許されていた」となれば、

「自分が一番偉い」という意識が消えないがために、「自分の存在を皆に知らしめる」「皆に尊敬されたい」そんな「承認欲求」の塊になっている可能性も高いのだ。

 

この場合は一度  根を折り 「自分が一番偉い」ということが「通用しない」ということを示す必要がある。

 

やっぱ、そう考えると 御堂虎於は 和泉三月とぶつかる可能性も 高いんじゃないか…??

@riku_ten_7さんの伏せ字ツイート | fusetter(ふせったー)

上記のURLのページでも説明したが 三月と御堂は 名前と年齢に共通点があることから伏線になっている可能性がある。

 

平々凡々な三月は これといった才能もなかった。

でも自ら才能を開花させて 自らの力で周りを信頼させ 尊敬される人物となっている。


元々権力により多くのものを保有している御堂虎於とは正反対であるため、

御堂VS三月は 結構考えられそうだが、どうなんだろうか。

三月は誰に対しても本気でアタックする男であるため、正直 棗巳波とナギの問題でも関わってくるだろうし

真剣に歌わないといっていた トウマにも絡む可能性のある 重要人物だな。

 

また、御堂虎於のもう一つのパターンについて。

女に欲がある、というのは見かけだけで、

「女で遊んでいる」という点に視点を置くと

女になんて興味はない、

女なんて 遊ぶためにあるものだ、

というような 見下すような、呆れたような心情が伺える。

 

御堂は

「オワコン女の名前は忘れたよ。

ホテル王の夫人になれると思ってたらしい。笑えないか?」

と、花巻すみれに対して思っている。

 

この点から女は皆、自分の権力目当てで近づいてくる。呆れるだろ?というような、感情が読み取れる。

 

虎於くんは、壮五が羨ましいんじゃないかな。

自由に生きる道を選んだ壮五が。

 

虎於くんは確かに 金持ちで幸せな家庭に見えるが、それ故に 虎於は自分に近づいてくる人に対して

「自分の権力が欲しいから」

「自分を好きなんじゃない、俺の持ってる金が好きなんだ」

そんなことを考えているのかもしれない。

 

かつて 千葉サロンの秘密をバラされないよう

大和のご機嫌とりをしていた 千葉志津雄の関係者を思い出す。

 

虎於は権力や金では無く 自分という人間を見て欲しいだけなのかもしれない。

 

 

 

 

 

棗 巳波 

 

こちらの子も謎多き少年だが

明らかにわかってることは 

・業界の闇を知っている

・春樹に情を置いている

ということ。

 

まず ナギに対して嫌悪感を持ってるという事実が一番 人間らしくて考察しやすい。

嫌悪感を持ってる原因は「ナギが春樹に何かを犯した」からである。

 

棗は業界の闇を知っており、
権力差や上下関係などによる 人間関係の小競り合いは幼い頃から知っているだろう。


そのため人情に対してそんなに執着を持つ人物でないことが伺えるが
唯一「桜春樹」に対しては 情を置いていることが伺える。
そのため、棗巳波にとって桜春樹が「大切な存在」であることは確かだ。

 

それを踏まえ
作曲については もしかしたら 春樹に教えられたという可能性も出てくるわけで、
作曲」という事に のめり込んでいる可能性もある。
その場合 「より良いものを作りたい」という自己実現欲求 にまで発展している可能性もあるが、その欲求が過去にあったとしても

ナギの存在で退行したと思われる。


棗にとっては 「ナギ=大切な人を傷つけた人」として認識しているように考えられるため 「傷つけられた=春樹の価値が認められてない、尊重されてない」という思想に発展し承認欲求が満たされてない可能性が高いのだ。


また、曲についても「より良いものを作りたい」という意思があっとしても もしかしたら「桜さんに褒められたい

桜さんに認められたい

六弥ナギより自分の方が桜さんにふさわしい

という思想もあるのかもしれない、

それこそ承認欲求に繋がる。

 

ひとまず言えるのは
桜春樹が登場するか、棗がナギに ナギの犯したことを伝えるか のどちらかに発展しないと、ナギも棗もお互い「春樹」に対しての承認欲求が満足できてない状態が続いてしまうだろう。

 

 

 

狗丸 トウマ 

 

トウマは承認欲求止まりだ。

確実に承認欲求が満たされてない。

NO_MADの解散時、彼はメンバーのこともNO_MADというグループのことも 大好きだったと思われる。

 

そのため、「解散」となったことや「TRIGGERに負けたこと」が イコールとして「自分たちは認められてない」という思考に繋がってしまったのだ。

 

それゆえ、「今の自分は正しい」「自分の大好きだったものが否定されるわけがない、否定するなんて間違ってるのはお前らだ!」

と、「認められなかった」事実から 目を背け

無理やり「認めさせてやる」という手段に向かっている。

 

彼は 壮五と少し似たタイプだ。

好きなものを否定されて 壮五の場合は否定されたことを反対できなかった

それに比べ トウマは否定されたことに反対している

その違いである。

 

そのため、彼は壮五と同じように

「認められたかったんだよな」ということを他者が理解し、トウマ自身がその事実を受け入れられられるように促してくれる人物や

「トウマのことを認めて 新たな次のステップへ導いてあげる」という行動に出てくれる人物と出逢うことがキーとなる。

(たぶん このキーは素直で偽りのない言葉を並べられる七瀬陸と、ステージに立つ以上 トウマをプロとして見てくれているTRIGGER)

 

 

 

 亥清 悠 

 

この子も 満たされてないのは承認欲求である。

 

所属・愛情の欲求に関しては 亥清がなぜ 九条の養子になろうとしてたのか、家族と離れる道を選んだのか、ということが不明なため よくわからんのが事実だが、

前回のブログ更新でも述べたが

彼は九条天に対して 

家族と離れたお前の孤独も」という言葉を使っている。

 

この言葉を選ぶこと自体「自分も家族と離れて孤独だった」という意思に繋がる可能性があるため、亥清悠は家族を愛していただろうということがわかる上に、愛されていた証拠とも受け取れる。

 

そして、あっちゃん という お年頃の お友達もいるようだし、レッスンにも参加しており 学校にも行けているという事実から

所属・愛情の欲求は ある程度満たされているのであろう。

ZOOLとしての役割をもらえたことも、あっちゃんの兄である 四葉環や和泉一織となんだかんだ言って仲良くできそうであることも、

すべて彼の心の支えになるはずだ。

 

しかし、九条鷹匡に「失敗作」だと言われてしまい、努力がすべて無駄になったのは事実。

期待されて 努力して 褒められると思ったのに、かけられた言葉は「失敗作」。

認められたい」そう思っていたのに

自分の価値」さえを否定されてしまったのである。

そのため、トウマと同じく 「認められなかった現実」を受け入れられなかったのだ。

 

亥清は「自信をなくす自分の心」と 「意地を張って現実を受け入れようとしない自分の心」が、対立し合っている。

 

認められなかったことを受け入れないといけないのは分かっていても

受け入れて仕舞えば、「自分の存在価値を否定された」という事実も同時に受け入れなければならなくなるため、

自分の精神を保つために 「九条天」を恨み「天の価値を下げる」ことで 「自分の価値」を持ち上げようとしている。

 

が、天の価値は 芯まで一級品であったがために、価値を下げることに失敗してしまい

さらに自分の存在を否定される結果となってしまったのだ。

 

亥清悠が努力したのは事実だ。

そのため、トウマと同じく

亥清悠の努力を認める存在が現れるということと、亥清悠の間違いを柔らかく否定し 正しい方向へ導く者が現れることが今後のキーとなる。

 

が、その人物が現れるのが遅くなれば遅くなるほど、亥清悠は 高校生ながらの幼稚さで

絶対に やってはならないことに 手を出してしまう可能性も高い。

亥清は自分が認められるより、「他人を妨害する」ことで「相手の価値を下げ」「自分の価値を上げよう」としてることがいちばんの問題点であるのだ。

 

七瀬陸と接触すれば  亥清は陸の持病も知っているため、吸入器を取られたり 発作をわざと起こされたりという危険もあるし、

機材をいじって誰かを怪我させようというような 取り返しのつかない行為に走ってしまうことも考えられなくはない。

それらの行為は 亥清悠の心の傷にどんどん塩を漬け込む結果となり いずれ 起き上がれなくなってしまう。

 

彼を救うキーとして

高校生組、四葉理、七瀬陸、九条天、狗丸トウマあたりが 絡んでくる可能性が高いんじゃないかと。

トウマの方が先に 現実を見ることができるようになれば、「同じグループの仲間」である トウマの存在が亥清を救う術にもなるという確率は高いだろう。

亥清悠は「素直ではない」という欠点も持ち合わせるため、彼にとって心を許すことのできる存在ができ、その人物が どうやって彼の心を溶かしていくかがとても重要になる。

 

 

 

 

まとめてみて わかったんだけど

九条鷹匡が 狙う人物って「永遠」を求められるがゆえに、

九条鷹匡と出逢う前から 自己実現欲求が強い人物となるわけで、

そうなると 亥清悠四葉も 何からの自己実現欲求があったとも考察ができる。

 

四葉理に至っては 九条天ほどではないが「 自己を犠牲にし 人を幸せにしたい」という自己実現欲求が 未だにある可能性も考えれる。

 

理ちゃん本人は「 あまり期待されてなく、あくまで補欠地位にいる」ということを感じ取っているようだし、

九条鷹匡に捨てられてもいいと思っているような気もする。

もちろん、捨てられるのは苦であろうし、ショックを受けるのは間違いないのだが、

理ちゃんは 亥清と違って 九条鷹匡に褒められたいとも認められたいとも強く思っている気がしないのだ。

 

ただ、理ちゃんの欲求について考えられるのは2パターン。

 

1つは「かわいそうな九条鷹匡」の意見を聞き入れ、自分の力で何か役に立てるのなら、という気持ちを持ち「自分にしかできないこと」ととして受け止めている場合。


その場合、九条鷹匡を安心させてあげられるのは天と「自分しかいない」から という「自己実現欲求」をもっていることになる。

 

 

 


そして、もう1つ 最悪のパターンがこれだ。

 

理ちゃんは「かわいそうな九条鷹匡」の拠り所となることで、「自分が必要とされてる」と感じているのでは、ということ。

 

四葉環と同じ境遇だが、彼女は 本当の父だけでなく 養父母にも 失踪されている、という悲しい過去がある。
それゆえ 新しい養父である 九条鷹匡に 必要とされることに快感を覚えている可能性が高い。

 

この仮説が通る場合、
「期待されてない」「期待されてる」というのは関係ないのだ。
そういうレベルの承認欲求ではない。 


そもそも「父にも養父母にも捨てられた」という事実から「自己の価値」をとてつもなく低くしている可能性が浮上する。


自分が生きてることに関して、生きてる意味がわかってい状態だ。
捨てられるのが当たり前」になっている可能性があるのである。


そうなると自分に役割をくれる九条鷹匡と一緒にいることを選んでいても不思議なことではない。
期待されなくても 褒められなくても
ただそこにいて「誰かに必要とされている」という快感で十分になってしまうのだ。
そうなっていないことを願いたいが、どうなんだか。

 

ただ、九条鷹匡が もし 理を捨てようとすることがあっても2人の元には 天がいる。
彼の性格からして、自分より年下の理ちゃんのことを 陸に重ねて大切に思っているだろうし、気にもかけているだろう。


偽りの兄弟とはいえ何かあれば 理ちゃんを守るだろうし、友でもある環の妹として 放っておくはずがないのだ。


だから、「捨てられること」はもう2度とないと考えていいだろう。
もし 「捨てられること」が当たり前になっているとしても、九条天と四葉環の存在が 四葉理を救う術になるはずだ。

 

 

ただ、九条鷹匡の描く「永遠」の夢を見させられる存在は今の所誰もいない。


承認欲求がどうにかならない限り ゼロ以上には なれないだろうし、そうなるとゼロ以上に仕立て上げられる人物が 補欠の位置にいる四葉になってしまう。


四葉理が「必要とされること」を特別に思っているのであれば、「自分を必要としてくれる九条鷹匡やファンなためならなんでもする」という思考に陥り、まさしく 「自己犠牲」の道へと突っ走ることになるだろう。

 

隅から隅まで気持ち悪いほど 全員がストーリの鍵になってて なんだか ゾワゾワするね。

 


最終的な結末として
ゼロを越えるかどうかってのは
きっと、「1人」であることと「九条鷹匡」と一緒にいることが欠点なんだろうな。
九条鷹匡の抱く「ファンへの完璧な奉仕精神」というのがよくない。
それがあるゆえに 自己犠牲をする人が増えるというのと、「皆で支え合う」という概念を崩壊させてしまっている。

四葉理がもし ゼロ以上に仕立て上げられる未来があったとしても、「必要とされること」に対する執着が徐々に強くなっていって、いずれ身体的にも精神的にも壊れてしまう。

 

このままでは 誰1人ゼロ以上にはなれない。

 

ただ、伝説のアイドルを越えるためのヒントとしてRe:valeの存在がキーだと思うんだ。

 

たしかに百が好きだった旧Re:valeは もういない。

 

しかし 彼らは「Re:vale」というグループを終わらせないことで永遠を作ろうとしている。

そして、今現在トップクラスのアイドル。

彼らが人気を保てる秘訣は「仲の良さ」と「互いを尊重し合いカバーし合う」ということ。

 

 

皆で支え合って」苦しい時も サポートし合うことで乗り越え、 永遠の夢を見させられるんじゃないかと思う。
支え合うこととは 自分にないものを補い合うことだ。
だからこそ、無理する必要がなくなり、一人一人の負担が少なくなる上に 全員が均等に責任も背負える。
何かあったとしても 「補って貰えばいい」という信頼関係もできてくることで、精神的にも安定が図れるだろう。

もしもの話だが、体調不良で あるメンバーが欠席となり、代わりに誰かが番組収録に入るというような 「補い方」があったとしても、ファンとの信頼関係もできていれば  ファンに責められることもないのだ。

 

ただ七瀬陸の魅力で 彼に過剰に注目が集まってしまうということについては 全く異なる問題な気がして、つらつら長く語ることになると思うので またこんど。